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2023年7月20日 1:38 PM #497《旧質問フォーラム》の投稿モデレーター
投稿者: フラジャイルナウ
コメント: 初めて投稿させて頂きます。18年程前パニック障害を発症 コンスタン0.4とトフラニールでかなり改善され、その後トフラニールは断薬。コンスタンも朝半錠迄減らせている時期もありました。
ただ、夜に出掛ける気力がなくなったり、時々微熱が出て具合悪くなったり、10年ほど前からは毎年熱中症になったり
50過ぎてからは不眠も出て、時々飲んでいたマイスリー5に勝手にアルプラゾラムを1錠足して毎晩ただ、段々疲れやすくなり、動けない日が増えて来て、調子が悪いとアルプラゾラムを1/4足したりいいと減らしたりと繰り返してました。
更年期障害と自律神経失調症だと思い整体や鍼などで何とかしたいと頑張ってきましたが、母が昨年末倒れ、唯一の趣味のバードウォッチングも諦めストレスMAXになり、1日1.5から2錠だったアルプラゾラムを3錠(それでも辛い時はプラス1/4)眠れなくなったのでゾルビデムを10にして ところが4月からアルプラゾラムが急に効かなくなってきました。首周りから肩への凝り、脚の脱力感、口の渇き、不眠、食欲不振、両腕のかなりの痺れ、集中力低下、涙が出ない、体重も7キロ減ってしまい様々な事が。調べていたら常用量離脱ではないかと
実家近くに初診を受け入れてくれる心療内科もなく離脱症状でふらふらで遠くにも行けずの状態です。
初めての心療内科医は信頼できなかったので途中から内科でアルプラゾラムもゾルビデムも処方してもらい、勝手に自分で量を増減 今思えば無謀な事でした。以前からの不調もきっと軽い離脱症状だったんですね。
今はアルプラゾラムを飲んでもほぼ薬効はないどころか動悸がしたり、それすらなくラムネに近い状態の時も。
キンドリングなのでしょうか?
ジアゼパムへの置換も考えましたが今更遅いかなとか、向精神薬以外も色んな薬に対して物凄く敏感に副作用を以前から感じてしまうので薬を増やす事が恐ろしくて踏み出せません。
取り敢えずアルプラゾラムの水溶液タイトレーションを一昨日一度試しましたが 昨日は初めてパニックの発作の様な状態が断続的にあったので昨日は断念、また今朝やってみました。1000分の1減らしてます。
副用間離脱というか四六時中離脱症状は多かれ少なかれあり、こんな状況で減薬断薬に耐えられるか自信がありませんが、常用量離脱も亢進してきているので焦るばかりです。
通える自信はなかったのですが何とか初診が取れた心療内科では鬱と言われ、SSRIは過去にトライして副作用強すぎて嫌だというと当初飲んでいたトフラニールが処方されましたが、案の定2週間では改善するどころか離脱症状は日に日に酷くなっております。今日診察日でしたが、頭がまとまらずキャンセルしてしまいました。
ジアゼパムが合うかどうか、1回飲めばわかるものでしょうか?とうやら内科でも出してはくれるらしいので試し飲みしてみようかとは考えてます。
今の離脱症状が少しでも改善されれば嬉しいのですが、キンドリングではそれも難しいのでしょうか?
寝られなくなった時、一度だけデパス0.25を就寝前に飲みましたが吐き気で断念。デエビゴも試してみましたが悪夢で断念 その日はその後ゾルビデムとアルプラゾラム飲んでも一睡も出来ませんでした。
トフラニールがなくなるのでそれを飲まないとどの程度の睡眠になるかそれはそれで怖いのですが(今は浅い眠りが4時間程)
やはり不眠対策も必要なのでしょうね。。頭が働かず経緯も複雑で全て伝えられませんが、何かアドバイス頂けたら幸いです。
日付: 2021/06/04 12:06 投稿ID: qnXyQFWiLc8wPJmLe2CO
2023年7月20日 1:38 PM #498《旧質問フォーラム》の投稿モデレーター投稿者: フラジャイルナウ
コメント: 前回は長々と失礼致しました。回答に困られていらっしゃるのかと察しました。
一つだけ、やはり私はキンドリングかなぁと思えて来ました。その場合は致命的と。。。
はっきり言って この先未来はないのでしょうか?
減薬も1000分の1から1000分の2にしたところで
離脱症状が酷くなりまた1000分の1でステイしてます。(常用量離脱なので限界はあるのでしょうが。。。)当然ジアゼパム置換も無理なのでしょうか?
下支えにもなりませんか?
アドバイスの方、宜しくお願い致します。
日付: 2021/06/06 23:18 投稿ID: bN4UJMg3EriHNwtdv5i1
2023年7月20日 1:40 PM #499管理人キーマスター投稿者: 管理人
コメント: >フラジャイルナウさん
ご質問ありがとうございます。
まずベンゾ使用におけるキンドリングとは、無理な断薬(あるいは急減薬)と再服薬を繰り返してしまうことで神経が反応する閾値が下がり、服薬すると逆感作のような激しい症状が起き、かといって断薬すると激しい離脱症状が起きる、というにっちもさっちもいかない状態のことを言います。服薬することで症状を抑える効果がまだあるのであれば、それはキンドリングとはいえないと思います。はっきりしたメカニズムは分かっていません。拙書『ベンゾジアゼピン薬からの安全な離脱方法』の第5節にて詳しく解説しています。
常用量離脱が発生しても緩徐な漸減という原則は変わりません。クリスティー・ハーフ医師のケースを参考にしてください。『ベンゾ処方量依存に陥ったドクターの減断薬と回復レポート』https://benzoinfojapan.org/doctors-article/21
置換について。おっしゃるとおり、置換がうまくいかない人はいます。うまくいった人もいます。
減薬ペースについて。わたしの場合を述べると、現在ジアゼパムを1000分の1ずつ減量しています。フルニトラゼパム減量の最終フェーズでは10万分の1ずつ減らしていきました。『管理人のベンゾ減薬記録』https://benzoinfojapan.org/patients-article/8 をご参考ください。
医師法違反になるため、個人の状態に対し助言や意見を述べることはできません。利用規約をお読みください。日付: 2021/06/07 14:45 投稿ID: 6FAxZ3awD9ieRcTU8gmf
2023年7月20日 1:41 PM #500《旧質問フォーラム》の投稿モデレーター投稿者: フラジャイルナウ
コメント: 返信ありがとうございます。
服薬で抑える効果はほとんどなきに等しいのです。ほんの僅か、少しだけ楽になるひとときがある程度です。最近は減りましたが動悸に襲われたり、身体が重くなるだけ重くなりでもリラックスは得られない、そんな感じです。
万が一キンドリングの場合はどの様な対処方法があるのでしょうか?もうなすすべはないのでしょうか?他のベンゾなら効く事もあるのでしょうか?
それとも辛さに耐えながらマイクロテーパリングしかないのでしょうか
クリスティハーフ医師のものは拝見しています。著書、拝読したいのですがなかなか難しく。。。です。
置換は難しいまでも下支えになるものがあればすがりたいくらい衰弱しきってます。
利用規約はわかってはいるのですが、藁をもすがる想いで投稿させて頂きました。
日付: 2021/06/08 08:25 投稿ID: VjOqzWgmV94DmzL5YE1F
2023年7月20日 1:42 PM #501管理人キーマスター投稿者: 管理人
コメント: >フラジャイルナウさん
「減薬を1000分の1から1000分の2にしたところで離脱症状が酷くなり」とありますから、減薬によってさらに激しい離脱症状が発生するのであれば、ベンゾを服薬することによって(用量を維持することによって)症状が抑えられていると思われます。
拙書『ベンゾジアゼピン薬の安全な離脱方法』を読んでいただいたのであれば(お買い上げありがとうございます。)、アマゾンの森に例えたイラストで、常用量離脱を表現したイメージイラストを参考にしてください。日付: 2021/06/09 13:36 投稿ID: zOP19sdaJad1J8ksHj9Y
2023年7月20日 1:43 PM #502《旧質問フォーラム》の投稿モデレーター投稿者: フラジャイルナウ
コメント: 何度も失礼致します。
今日から主治医になって頂いたドクターに、薬にかなり過敏になってる様だから アルプラゾラムを置換して最終的に減薬するならリーゼはどうですか?と言われました。取り敢えずお試しで2週間
その場では判断力を欠きましたが、それは力価の点からもなしですね💦
ジアゼパムへの置換も提案したらそれはありですが、止めるのは大変になりますよと。それと完全に状態を安定させる置換には入院が必要ですと。
アルプラゾラム一日1.2からの安定置換はやはり入院しかないのでしょうか?(外来では処方量制限があるから?)
今は入院出来る環境にないので、完全に置換せず、下支え的にジアゼパムを使う方法もありなのでしょうか?
服用間離脱が少しでもやわらげは良いなぁと思うのですが、減薬断薬か、薬に頼って今の状態を楽にする道か、どちらかを選んで下さいと。。。
減薬断薬でと答えましたが、常用量離脱が亢進したのか、減薬1000分の2に今朝からしたからか 今日はほんとに辛くて心が折れそうです。。。
不躾な質問ばかりかと存じますが アドバイス、宜しくお願い致します。
日付: 2021/06/11 20:57 投稿ID: bIm27506RrTzeeyGEfgc
2023年7月20日 1:44 PM #503管理人キーマスター投稿者: 管理人
コメント: >フラジャイルナウさん
置換にせよ減量にせよ、ほとんどの人が入院せずに行いうまく行きます。ただ、ご自分でコントロールできない場合は、毎日状態管理ができるようにという意味で入院にメリットがあるのかもしれません。※ 安定置換の具体的な意味がわかりません。
「(通院での)かかりつけ医からのアドバイスといった簡単な方法で、ベンゾジアゼピンの使用を減らしたり中止できる確率が非常に高くなる。
【引用元】Lader M, Tylee A, Donoghue J. Withdrawing benzodiazepines in primary care. CNS Drugs 2009; 23: 19–34.」入院で注意すべきは、それが❝依存症専門病院や依存症患者を扱うクリニックへの入院ではない❞ことを入念に確認しておくことです。ベンゾジアゼピン身体依存は薬物依存(精神依存)とは治療におけるアプローチの仕方がまるで違います。身体依存向けの入院施設やクリニックというものは、日本においてわたしは聞いたことがありません。海外でも非常に少ないです。
【参考】Nicole Lamberson. “Why Prescribed Benzo Patients Shouldn’t Go To Detox or Rehab”. Benzodiazepine Information Coalition. Apr 20. https://www.benzoinfo.com/2018/04/20/why-prescribed-benzo-patients-shouldnt-go-to-detox-or-rehab. (cited:2018-04-20). 2018.身体依存と精神依存との区別を明確にしておかないと、置換プロセスにおいても危険性を生じる可能性があります。あくまで例ですが「できればより力価の弱い薬剤へ置換しておきたい」といったような発想です。
【参考】S M Linsen, F G Zitman, M H Breteler. “Defining benzodiazepine dependence: The confusion persists”. Cambridge Core. 10(6). doi: 10.1016/0924-9338(96)80312-9. 306-11. 1995.長期作用型のものを下支えにして短期作用のものから減らしていく、という手法を取る人は多いと思います。わたしの場合でも、フルニトラゼパム減量・中止をするにあたり、結果的にジアゼパムが下支えになっていたかもしれません。
個人的なアドバイスはできません。利用規約をよくお読みください。
日付: 2021/06/14 13:31 投稿ID: CqfHsxGIDz6XuDE5OUOi
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