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《旧質問フォーラム》2021/08

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  • このトピックには1件の返信、2人の参加者があり、最後にベンゾフォーラム管理人管理人により1年、 7ヶ月前に更新されました。
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  • #537

    投稿者: 深い森

    コメント: こんにちは。本を買って読ませて頂きました。

    去年12月に出産し、2月から不眠と不安発作が起き、3月からロラゼパム1.5mg、ルネスタ2mg内服し始め不安は少し落ち着くも3月末に起き上がれなくなりました。

    抗うつ薬やクエチアピン追加されるも、悪化し続けて、焦燥感や手の震え、頻脈、肩こり、頭重感が強まり、5月からはロラゼパムはメイラックス1mgに変更(メイラックスは5月末で終了)、ルネスタにデイビゴ5mgとレンドルミン0.25mg追加となるも悪化して、寝たきりなのに、焦燥感が強く、希死念慮がぐるぐると頭の中で回るというような状態になり、7月に電気けいれん療法を受けたところ、寝たきりからは脱却し、現在は

    オランザピン1mg
    レンドルミン0.125mg
    ルネスタ2mg
    デイビゴ10mg
    酸棗仁湯3包

    となりました。しかし、脳の焼けつき(主治医には、脳の焼けつきについては分からないと言われました。そんな離脱症状の方はいないでしょうか。)や離人感、焦燥感、自律神経失調症が強く、希死念慮も出てきます。

    そこで最近色々と調べるうち、そもそも4月から6月の色々な症状はベンゾジアゼピン離脱症候群なのではないかと感じました。既にロラゼパムやメイラックス断薬から月日が経ってしまっているのですが、今出ている症状は、我慢していくしかないのでしょうか。せっかく電気けいれん療法で状態が少し改善したので、できれば再服薬はしたくないなと思ってなんとか耐え忍んでいます。このような状態でもレンドルミン減薬を試みてもいいものでしょうか。(ルネスタよりもレンドルミンの方が依存性が高いと聞いたのでレンドルミンから減らしていこうと思っていますが、合っていますでしょうか?)

    また、朝よりも午後に症状が強くなります。離脱症状に日内変動はあるのでしょうか。(レンドルミンやルネスタが切れる頃に症状が出ている?毎日離脱症状を繰り返しているということも考えられるでしょうか?)

    酸棗仁湯は依存性がないと主治医に言われ飲んでいるのですが、こちらもgaba受容体に働きかけるらしく、飲み続けていいのか悩んでいます。

    ジプレキサは、睡眠の補助にと主治医が出されたのですが、こちらも離脱症状が出るかと思ってそのまま飲んでいますが、効いているのか、分かりません。

    沢山飲んでいて、離脱症状らしき症状も出ており、何から減薬したらいいのか、そもそも減薬していい状態なのか分からず、困っています。

    何か分かることありましたら教えて下さい。よろしくお願いします。

    (メラトニンサプリはいかがお考えですか。レンドルミン減らすならばメラトニンサプリも考えています。)

    日付: 2021/08/23 09:13 投稿ID: aa1FHGNU9NzkURCUrVRR

    #538
    ベンゾフォーラム管理人管理人
    キーマスター

    投稿者: 管理人

    コメント: >深い森さん
    ご質問ありがとうございます。
    まず、利用規約を読んでいただきたいのですが、深い森さんの個人的な状態に対して意見を述べたり助言を述べたりすることはできません。また、私はベンゾジアゼピンのことしかわかりません。他剤や電気けいれん法について、およびそれらとベンゾとの相互作用はいっさい考慮せずに、あくまでベンゾジアゼピンだけの一般論だけお答えします。

    2剤以上ベンゾジアゼピンを服用している場合、原則として「半減期の短いもの」から減らしていきます。たとえば2剤とも半減期が同じであれば原則どちらからでも良いのでしょうが、その場合、力価の強いものから先に減量に取り組む、という方は多いかと思います。

    ベンゾ離脱症状に日内変動はもちろんあります。半減期が短いものほど日内変動は生じやすくなります。ジアゼパムのような半減期が長いものでも日内変動が生じ、投与間離脱が発生しないよう1日1回の服用であったものを1日2~3回の投与に分けることがあります。(拙書『ベンゾジアゼピン薬の安全な離脱方法』第5章 減薬実践Ⅰ「テーパリングかマイクロテーパリングかの判断」より)

    酸棗仁湯について調べてみました。確かに酸棗仁湯に含まれる主な有効成分は、GABAA受容体に結合するための構造をとる可能性があるようです。
    「酸棗仁湯の有効成分ジュジュボシドAは、体積が大きいため血液脳関門を通過せず、結合部位で結合できない」
    「ジュジュボシドAのグリコシド基は簡単に加水分解されジュジュボゲニンになり、それは(GABAA受容体に結合するための)結合分子構造を有する」

    【引用】
    C Y-C Chen, Y-F Chen, H-Y Tsai. “What is the effective component in suanzaoren decoction for curing insomnia? Discovery by virtual screening and molecular dynamic simulation”. J Biomol Struct Dyn, Aug;26(1):57-64. 2008.

    日付: 2021/08/24 16:04 投稿ID: OZ0yytFtuC7deFQmAZaM

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