拙書『ベンゾ系睡眠薬・抗不安薬からの安全な離脱方法』をお手に取って頂き、大変ありがとうございます。
確かにメイラックスは超長期作用型ゆえに、人によっては離脱症状の発生が極めて遅く出ることがあり、減薬がとてもやりにくくなるおそれがあることは拙書に書いた通りです。しかし、メイラックスで減薬する人すべてがやりにくくなるわけではありません。
メイラックス(ロフラゼプ酸エチル)は日本を中心に流通している薬ですが、他の国での取り扱いは非常に限定的です。情報もあまりありません。長期作用型のベンゾを所望するのであればおっしゃる通り、セルシン・ホリゾン(ジアゼパム)が一般的です。睡眠や筋弛緩作用が強いとはいっても「抗不安薬」に分類されるベンゾです。抗不安作用がメインです。
セパゾンの力価はメイラックスとほぼ同じです。
すでに自覚なさっているとおり、自分に合う・合わないはやってみなければわからないことなので、できれば置換しない方がリスクレスだとは思います。
どうしても変えたければ主治医と相談の上、合わなかった場合のロールバックのことも念頭に置いて行うべきかと思います。
※ 私の回答は医療アドバイスではありません。実際どうするかは必ず自己責任で行ってください。