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2024年10月21日 10:06 PM #1243
ラビット
参加者はじめまして。
管理人さんが執筆された書籍、購入・拝読いたしました。貴重な情報提供に感謝いたします。(Amazonアカウントにレビュー投稿資格が無く現状レビューが出来ていません、すみません)私は4年前からフルニトラゼパム1mg、ロラゼパム0.5mg、ベンゾ系ではありませんがクエチアピン25mg、ミルタザピン15mg、アタラックス10mgを毎日眠前に服用しています。
不眠・不安への薬物療法として処方されています。現在20代です。
原疾患が寛解していないので実際に減薬を行うかどうかの決定は先のことになりますが、予備知識を深めたいと思い投稿させて頂きました。副作用に関しては記憶力と認知力の低下を感じています。認知力に関しては文章を構築しながら喋る事が出来なくなったり、理解力が低下したりと様々な変化を感じています。
これらがベンゾ系によるものなのか、他剤によるものなのか、あるいは原疾患によるものなのかはよく分かっていません。
意図的な断薬・減薬は行った事がありませんが、フルニトラゼパム単体を飲み忘れる、ロラゼパム単体を飲み忘れる、どちらも飲み忘れる、いずれのパターンも経験があり、全てのパターンでほとんど眠れなくなる等の症状が出ました。4つ質問があります。
1.身体的・精神的ストレスに対して脆弱な者でも最終的には断薬を一つの目標とする形で減薬を行うべきであるとお考えになりますか?
本来医師に訊ねるような事かもしれませんが、ベンゾ系の減薬に関する知識が豊富な医師に心当たりが有りません。管理人さん個人の意見をお聞かせ頂きたいです。2.減薬以前の、原疾患治療の過程にある場合、ベンゾ系の増量は可能な限り避けるべきであるとお考えになりますか?
現状の私は、底は脱しているが寛解には一歩足りないというような地点で回復が停滞していて、漢方など副作用が少ない薬でその一歩を埋められないかともがいています。
既に常用量離脱を起こしていてそれが寛解しない原因になっている場合も考えられると思うのですが、その場合ベンゾ系を増量した上で寛解まで持っていくのか、ベンゾ系ではなく他剤を増量するか、あるいは症状が安定している事を確認した上で減薬を開始してしまうべきなのか、どのような選択がベストだと思われますか?3.原疾患が寛解した場合、ベンゾ系の減薬は可能な限り速やかに開始するべきであるとお考えになりますか?
無計画な減薬を行うつもりは無いのですが、慎重かつ具体的な減薬計画を今のうちから練っておくべきかどうか判断がつきません。
原疾患が寛解するまでは減薬に関して深入りするべきではないのでしょうか?4.仮にロラゼパムの減薬を開始した場合、服用を分割せず眠前に一気に目標量を摂取という選択をするのは無謀でしょうか?
書籍にて”ロラゼパムの場合は1日4~5回にする必要があるかもしれません”との言及がありましたが、記憶・認知力の低下がある状態で且つ離脱症状に耐えながら一日に複数回決まった時間に摂取できるように薬を管理しなければならないという事に不安を感じます。
投与間離脱を感じないのであればこの選択は特に問題は無いのでしょうか?ご助力を頂けますと幸いです。
2024年10月22日 2:12 PM #1244管理人
キーマスター拙書『ベンゾ系睡眠薬・抗不安薬からの安全な離脱方法』をお求め頂き大変ありがとうございます。
一つずつご質問に回答いたします。1.書籍の「はじめに」にも書きましたが、誰もがベンゾフリーあるいは精神薬フリーになれるわけではなく必要とする人もいるし、また脅迫的に断薬を目指すべきものでもありません。ラビットさんの「身体的・精神的ストレスに対して脆弱な」状態には薬が必要であると主治医が判断し、ラビットさんご自身も納得すれば投薬の継続は仕方のないケースも多々あるでしょう。
2.原疾患治療の過程にある場合、減薬のことを考えるべきではありません。治療のことだけを考えれば良いと思います。必要であれば増薬もやむを得ないかもしれません。増量すべきか、するとしたらどの薬を増やすか、主治医の判断に依ります。
3.原疾患が寛解した場合、主治医の了解をもとにベンゾの減薬を開始しても良いと思います。
減量計画については、原疾患が寛解してからゆっくり練れば良く、速やかに開始する必要はありません。
少なくとも、すでに拙書を読んでいただいたのですから、超微量ずつ非常に長い年月をかけて減薬する必要があるケースもある、という事までもうご存じなのですから、それ以上減薬について深入りしなくても良いかと思います。
むしろ今は、仮に主治医がいきなり処方を減らそうとしてきた場合に備えて「それは危険だ」と反論できるよう資料等で理論武装しておいた方が有意義でしょう。4.投与間離脱が無ければ服薬を分ける必要はありません。
※ 以上、私の回答は一般論と私の感想でお答えしています。何をするにしても主治医あるいはセカンドオピニオン等を受けた医療専門家に相談の上、すべて自己責任でご判断願います。
2024年10月22日 4:57 PM #1245ラビット
参加者返信ありがとうございます。
確かに急な処方量変更で危険な減薬を強いられる状況は有りえますし恐ろしいですね。いざという時説得に使える物を用意しようと思います。
減薬に関してはする・しないの是非も含め今は考えず、原疾患の治療を最優先にします。とても勉強になりました。 -
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