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《旧質問フォーラム》2021/05

  • このトピックには11件の返信、2人の参加者があり、最後にベンゾフォーラム管理人管理人により10ヶ月前に更新されました。
12件の投稿を表示中 - 1 - 12件目 (全12件中)
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  • #459

    投稿者: でびるん

    コメント: はじめまして。
    個人差があると思うのですが、一般的に年齢によって離脱症状からの回復というのは左右されるのでしょうか?
    若ければ若いほど、回復するのに速い、ということはあるのでしょうか?
    離脱症状で苦しんでいる人達の事例で、子供や若い人達の例を見かけることがほとんど無いのですが。

    日付: 2021/05/09 03:22 投稿ID: S06nqcsnWeeI6zhLN8mF

    #460
    ベンゾフォーラム管理人管理人
    キーマスター

    投稿者: 管理人

    コメント: >でびるんさん
    ご質問ありがとうございます。
    若いほど回復が早い可能性はあります。しかし若いというだけで、離脱プロセスが短くて済むあるいは遷延性離脱症状群にならない、ということもないと思います。ベンゾバディでは、20代の投稿者が惨状を訴えたり助言を求める投稿も少なくありません。

    日付: 2021/05/11 16:06 投稿ID: yKylmosbbZTYtWHdGPBz

    #463

    投稿者: でびるん

    コメント: 回答ありがとうございます。
    自分は今、21歳なのですが、約二年間にわたって服用を続けたSSRI、リボトリール、スルピリド等を医師の指示による約二、三か月の急減薬を経て、断薬しました。
    断薬してから二年と三か月くらい経過していますが、遷延性離脱症状なのか徐々にゆっくりと良くなってはいるのですがまだ症状はたくさん残っています。
    断薬直後と比べると確かに良くなってはいますが、中程度の症状がずっと長く続いている状態なのだと思います。日記や記録などは一切つけてこなかったので、曖昧にしか経過を覚えてないのですが。

    そこでまた質問があるのですが、自分は13歳くらいのころにベンゾ系とSSRIを一か月前後の短期服用をし、一気断薬をして離脱症状が出ました。この時は今の二年間服用した後の離脱症状と比べると相当ましだった記憶があります。しかし、その時はベンゾの離脱症状に関して何も分かっておらず、軽度の離脱症状がある程度残ったまま、二年後くらいにまたベンゾ系を短期服用し一気断薬、この時は離脱症状が出たのか全然覚えてないのですが、そのまた二年後くらいに今度はSSRI等を含めて約二年間服用しました。この二年間の間は、今思うと常用量離脱症状や副作用がかなり出ていたと思います。離脱症状のせいなのか、記憶がかなりあいまいになってしまっていますが。
    こうなると、何度も断薬と再服用を繰り返し、キンドリング現象?を引き起こしてしまいやすくなると思うのですが、どうなんでしょうか?
    そうなると、離脱症状がよりひどくなり長引くか、または難治化してしまい後遺症として残ってしまう可能性はあるのでしょうか?

    また、noteのベンゾバディ翻訳集に、断薬をして五年後によくなってきたからとアルコールを飲んだところ、離脱症状が再燃し二年も続いているというページがあったのですが、やはり減薬中や断薬後はそういった再燃が起こる可能性が人によってはあると思うのですが、もしアルコールを飲んで離脱症状が再燃すると、後遺症となって難治化してしまうのでしょうか?
    自分はそれをやってしまいまして、断薬後に何も知らずブロモバレリル尿素の入った市販薬を一回服用したのと、アルコールを結構な回数摂取してしまいました。実際、アルコールを摂取した後は離脱症状が悪化したような感じはありましたが、それによって回復スピードが遅くなるのか、というところまで考えが及んでいませんでした。。。
    回復スピードが遅くなってしまうのは分かりますが、もしかしたら後遺症となってしまうのじゃないか?という事を疑問に思いました。

    #464
    ベンゾフォーラム管理人管理人
    キーマスター

    投稿者: 管理人

    コメント: >でびるんさん
    利用規約を読んでいただきたいのですが、でびるんさんの個人的な状態に対して意見を述べたり助言を述べたりすることはできません。また私はベンゾジアゼピンのことしかわかりません。他剤との相互作用はいっさい考慮せずに、あくまでベンゾジアゼピンだけの一般論だけお答えします。
    ひとりの人が人生で複数回ベンゾジアゼピンを長期使用すると、そのいずれもが違った身体依存形成になるでしょう。たとえば1回目と2回目は無症状やほんの軽症の離脱症状で中止できたが、3回目は重症になってしまった、といったように。
    アルコールの摂取は、減薬中や中止後の回復しきっていない時は控えた方がよいでしょう。回復スピードが遅くなる、あるいは振り出しに戻る、といったこともあるかもしれません。
    ベンゾジアゼピンによる後遺症と遷延性離脱症状群との境界ははっきりしたものではなく、それは交通事故で足を失った、というような後遺症ではなく、どちらかというと風邪を引きそしてそれが治癒した後も倦怠感や神経痛が長く残ってしまう、という種類の後遺症に近いと思います。

    日付: 2021/05/17 18:24 投稿ID: KvOL9IwIzYYvykQSQXZM

    #510

    投稿者: でびるん

    コメント: 1ヶ月くらい前にコメントしました。
    返信ありがとうございます。

    ごめんなさい、利用規則をよく読んでいませんでした。
    また質問なのですが、別々の身体依存が形成されるというのは分かるのですが、一度断薬して数年間比較的軽い離脱症状が継続的に出ていたとして、そこでまた再服用すると、なんというかまだ完全に回復していないのに中途半端な状態で再服用するということになり、人によると思うのですが常用量離脱あるいは断薬後の離脱症状が悪化するのではないかな、と思いますのですがどうでしょうか。

    その後遺症のイメージだと、ゆっくりではあるけどまだ回復する余地があるのかな、と感じました。
    永続的に離脱症状が続くのだけはなんとか避けたいと願ってるのですが、統計かなにかがあれば分かると思うのですが、そういった離脱症状が永続的に続く人達はどれくらい存在しているのでしょうか?分からなければ大丈夫です。

    また、カサンドラの遺書に薬剤などの「離脱中の禁忌リスト」というのが書いてあったのですが、そのリストはこのサイトの記事にあるのでしょうか?英語版にしか無いのでしょうか。

    質問ばかりで申し訳ないです。

    日付: 2021/06/21 01:07 投稿ID: ZIRrnrXCaCTPXsfiq5Nw

    #511
    ベンゾフォーラム管理人管理人
    キーマスター

    投稿者: 管理人

    コメント: >でびるんさん
    ベンゾが恒常的に入ってくる環境に合わせて脳が行った生理学的変更が身体依存で、ベンゾが存在しなくなった環境に合わせて元に戻そうとする過程が回復(過程)です。したがって、とても時間がかかる場合もあるものの、変化しないということはないと思います。

    症状が何年以上になるときに医学的に「永続的」という表現を使えるのかはわかりません。

    医学研究というものはほとんど1年以上行うことはありません。したがって数年~10数年にわたって調査した統計データはありません。わたしが調査した限りですが、ベンゾジアゼピンの離脱症状に関する研究調査で50週(1年弱)かけて行ったものがあります。
    【参考】
    Britt Vikander, Ulrike M Koechling, Stefan Borg, et al. “Benzodiazepine tapering: a prospective study”. Nordic Journal of Psychiatry. Aug;64(4):273-82. doi: 10.3109/08039481003624173. 2010.

    カサンドラの遺書の該当文章の原文は「There is a very long list of things to avoid during BWS」ですが、おそらく「リスト」がある、という意味ではなく、もっと意訳すると「離脱中は避けるべき❝数多くの❞物質がある」という意味だと思います(a long list ofで❝数多くの❞)。Webサイトの翻訳記事の方も修正しておきます。

    日付: 2021/06/23 13:49 投稿ID: O0pRnPtywZxGV8a4yLqp

    #512

    投稿者: でびるん

    コメント: 回答ありがとうございます。

    日付: 2021/06/25 09:34 投稿ID: NvWSOJqYOlMpQ4q0dYAv

    #513

    投稿者: でびるん

    コメント: こんばんは。
    自分は、もう急減薬から断薬して約2年半経過していて、これから再服用や減薬を始めるわけにはいかないのでキンドル本を買っても特に意味がないかなと思ったのですが、服用に注意が必要な物質のアルコールの部分や他の薬剤などが気になったので購入することにしました。

    本の中で、小~中量のアルコールが重症化の要因の一つとありましたが、たしかにそうだと思います。特に回復しきってないときに飲酒するのは、やはり悪化したり長引かせてしまうと改めて思いました(気付くのが色々と遅すぎたかもしれませんが)。
    正直に言って、離脱症状がここまで長引いてるのは、体調がちょっと良くなったと思って時々飲んでいたアルコールのせいだったと思います。(急減薬のせいもあるかもしれません)
    飲酒すると、離脱症状が多少和らいだ感覚になりますが、切れると離脱症状が悪化するので、これの繰り返しが回復を妨げていたのかなと思いました。
    なのでずっとここ一年半くらい体調が良くなったり悪くなったりであまり変わらなかったのかな、と思いました。

    それで、この本で疑問点があるのですが、
    「 離脱 中 の 離脱症状 を 重度 に する 要因 として、 パーソナリティ( Baseline personality)、 神経症 傾向( high Eysenck neuroticism)、 女性 姓、 および 少量 ~ 中 量 の アルコール 使用 といった 要因 が、 ベンゾジアゼピン 服用 量 や 半減期 といった 要因 よりも 重要 な 予測 因子 で ある こと が 示さ れ た」
    とあるのですが、パーソナリティ( Baseline personality)、 神経症 傾向( high Eysenck neuroticism)とは具体的にはどういうことなのでしょうか?
    パーソナリティは性格だと思うのですが、どういう性格だと重度にする要因なのか、また神経症傾向もよくわからないのですが、症状にいちいちとらわれたり、気にしすぎる傾向だと悪化しやすいという意味なのでしょうか。
    パーソナリティは、症状に対して心配し過ぎる性格とか、そういう意味なのでしょうか?離脱症状がある程度以上重度だと、心配どころではない気がしますが・・・・

    また、ベンゾバディにて、断薬後や減薬中にアルコール、アメリカだとオピオイドなどがあると思いますが、症状の緩和の為にそれらの物質を知らず知らずのうちに使用してしまっている人達は存在しているのでしょうか?
    いるとしたら、やはり重度のまま長引いてしまっている人達が多いのでしょうか。

    長くなりましたが、よろしくお願いいたします。

    日付: 2021/07/04 00:44 投稿ID: ujEdWuTTJ1hTcyszO7Tw

    #514
    ベンゾフォーラム管理人管理人
    キーマスター

    投稿者: 管理人

    コメント: >でびるんさん
    拙書をお買い上げいただきありがとうございます。
    引用した医学論文に出てくる「Baseline personality」はおそらく「基準となる性格特性」のことだと思います(Personality traits measured at baseline。ある人におけるコアとなる性格)。「high Eysenck neuroticism」は心理学者ハンス・アイゼンクが分析した性格因子のうちのひとつ「神経症傾向」のスコアが高いということだと思います。
    具体的にどういうことかまではわたしは分かりません。

    ベンゾ離脱におけるアルコールのトラブルについて、ベンゾバディでわたしが読んだ投稿ですが「断薬から5年ほどかけて回復したところでお酒を久しぶりに摂取したところ、再び重度の症状に陥ってしまい回復過程をまた最初からやり直すことになった」というものがありました。症状緩和の為にアルコールを摂取した、という投稿は、わたしは見かけたことがありません。

    【引用文献】
    E Schweizer, K Rickels, W G Case, D J Greenblatt. “Long-term therapeutic use of benzodiazepines. II. Effects of gradual taper”. JAMA Psychiatry. Oct;47(10). 908-15. 1990.

    【参考】
    心理学用語の学習. https://psychologist.x0.com/terms/154.html

    日付: 2021/07/06 14:52 投稿ID: VCJdpEyFcdJo2j4Fwtb7

    #515

    投稿者: でびるん

    コメント: 返信ありがとうございます。

    お忙しい中、わざわざ調べていただきありがとうございます。
    体調が良くなるのに、もうあと2,3年はかかるかな、と覚悟しています。
    断酒したためか、最近、徐々に体調が改善している気がします。

    日付: 2021/07/16 23:45 投稿ID: CCHfIvdwY8twfh8nZWl7

    #516

    投稿者: でびるん

    コメント: あ、ごめんなさい。
    文章がおかしかったのですが、症状の緩和の為にアルコールを摂取するという意味では無くて、オピオイド等を症状を緩和する用途で使う、という意味でした。
    本の中では、ほかにステロイドなどがあって、知らず知らずのうちに使ってしまっても全然おかしくないなと思いました・・・

    日付: 2021/07/16 23:57 投稿ID: cRweix6jLvzk8F16g3vo

    #517
    ベンゾフォーラム管理人管理人
    キーマスター

    投稿者: 管理人

    コメント: >でびるんさん
    拙書を読了いただきありがとうございます。もし可能であればアマゾンレビューをお願いいたします。ご無理であれば結構です、問題ありません。

    ステロイドについて。
    ステロイドすべてではなく、ニューロステロイドがよろしくないようであり、副腎皮質ステロイドは高用量を経口摂取した場合のみベンゾ離脱症状を悪化させるようです。吸入ステロイドや塗布剤は大丈夫のようです。
    また、ニューロステロイドを「なるべく避けるべき」とはいっても、何らかの理由で使わざるを得ないことはあるかもしれません。そんな時に回復プロセスが「後退」したとしても自暴自棄になったりしないでください。後退地点からやり直せばよいだけです。

    【引用】
    Dave. “Medication / Drug Usage During Benzo Withdrawal and Recovery”. BenzoBuddies Community Forum. October 24, 2006. http://www.benzobuddies.org/forum/index.php?topic=5500
    【参考】
    浮穴和義. “ニューロステロイドはGABAレセプターに作用する”. JHospital Network, Journal Club. 化学と生物 Vol. 38, No. 3, 2000. p179. 2000.
    原口省吾. “ニューロステロイド”. 昭和大学・医学部・生化学講座. Vol. 45 No. 167 (2019. 5). p64-68. 2019.

    日付: 2021/07/18 14:14 投稿ID: joaNVZg8ySdXefzb419z

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