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2024年4月12日 9:57 AM #1083はいね参加者
こんにちは。はいねと申します。ほぼ一気断薬(急減薬)者です。断薬当初の寝たきり状態からそれなりに回復している途上にあります。
本題ですが、離脱症状の影響からか胃の不調が継続しており、断薬から4年半たった現在、今更ながら胃カメラを飲むことを検討しています。
これに関して、健常者であった時に鎮静剤なしに胃カメラができなかった(喉麻酔の時点で嘔吐反射でパニックになり、急遽鎮静剤で眠らせてもらった)経験から、今回も鎮静剤ありの胃カメラを検討しています。
しかしながら、調べると胃カメラ用の鎮静剤ではベンゾ系の薬剤を使用していると聞き、かなり躊躇しています。
病院に相談したところ、使用薬剤はミダゾラムかセルシン。これらは半減期が短いとはいえ、強力な作用のベンゾを体に入れるため、せっかく回復してきた離脱症状がまた復活してしまう恐れもあるのではと感じています。相談した病院からは、「ベンゾがNGであれば、プロポフォールと呼ばれる薬剤になってくるが、これを使用しているところが近くの大きい病院ではあるので、紹介する」と言ってくれましたが、調べたところこちらもGABA A受容体に作用する作用機序のようで、本質的にはベンゾと変わらないのではと感じています。
Xで何人かに聞いてみたところ、減薬中の方、および減薬後の断薬済みの方で、特にベンゾ鎮静剤を使ってもその後に明確な離脱症状の再燃はなかった。という複数の体験談もいただいていますが、それぞれベンゾ耐性は人によって違いがあり、自分の場合は2週間ちょっとの服用でベンゾの離脱症状を経験しているので、自分のベンゾへの弱さが、これら体験談をそのまま鵜呑みにできない理由になっています(下記に自分の経歴を載せておきます)
胃カメラで鎮静剤利用について、避けたほうがいい、やっても問題ない可能性が高い(半減期が極端に短いものだとGABA受容体への影響は少ない?)、等、もしご意見ありましたらお願いできればと思います。
【経歴】
仕事のストレスでパニック発作が起きてからメンタルクリニックに駆け込み、ロラゼパム0.5mg朝晩一回ずつ飲むよう処方され、2週間半ほどで服用間離脱に気づく。医師に相談の上飲む量を半分に減らしたところ、激しい離脱症状を呈し、知識のなさと焦り、医師への不信感からそのまま2週間ほどで急減薬、ほぼ寝たきり、極度の自律神経失調状態になる。たくさんの離脱症状の出現と消失を経て、断薬から4年半現在、出歩いたり1人で病院に行ける程度には回復。- このトピックはHaineが1ヶ月前に変更しました。
2024年4月12日 11:50 AM #1085管理人キーマスター確かにプロポフォールはGABAA受容体に作用しますね。よく調べましたね。
まだ離脱症状が残っており回復途上ならベンゾジアゼピンをはじめGABAA受容体作動薬は避けた方が良いなと、私もそうおもいます。ベンゾとは作用機序が異なる催眠剤の代替えとなる薬を拙書『ベンゾ系睡眠薬・抗不安薬からの安全な離脱方法』の「7-2 他剤の活用」の節(228ページ~232ページ)でいくつか紹介しております。それらの薬の使用についてクリニックの先生に相談してみてはいかがでしょうか。
※ ただし、233ページ~234ページにかけて述べた通りベンゾとは作用機序が異なる薬なら100%問題ない、というわけではありませんので(特に一気断薬やキンドリングで非常に不安定な状態の場合)、あくまでドクターへの相談および自己責任の元でご判断なさってください。
2024年4月12日 1:09 PM #1087はいね参加者管理人さん
回答ありがとうございます。
やはり原理原則的にはGABA受容体作動薬は避けたほうがよいですよね。かなり悩んでいた部分でした。貴著の本はKindle版で所持していますので、該当であろう部分を読みました。スマフォでいう309ページ中の255ページ目あたりの催眠作用のある薬の紹介の部分ですね。胃カメラの鎮静剤として使われているかどうかも確認しつつ、先生にGABA受容体作動薬以外の選択肢について相談していきたいと思います。
2024年4月12日 4:28 PM #1089管理人キーマスターkindle版ですと「第7章 いくつかの離脱症状緩和策」の中の「他剤の活用(抗うつ剤、H1受容体拮抗薬など)」の節になります。コラム「実話:『カサンドラの遺書』より ― あらゆる他剤に感作を起こしてしまったケース」まで含め、その節を全てお読みください。
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